４ー３で逆転勝利も不安を残し決戦の地へ降り立った・・・Ｗ杯前強化試合ｖｓザンビア戦
W杯前の最後の強化試合、仮想コートジボワールと称して臨んだザンビア戦。
スタメンは
柿谷
香川 本田 岡崎
遠藤 山口
長友 今野 吉田 内田
西川 という面々。
身体能力に長けたザンビアに序盤から苦戦を強いられる。
前半１０分右サイドからのクロスを相手選手に頭で押し込まれ先制点を献上。
２試合連続での失点、立ち上がりでの失点、落ち着いてと言うより遅れる事なくしっかりと対応したい所です。
そんな中アクシデント、岡崎選手が相手GKと強くバッティングし額から出血。手当てをして再度ピッチへ。
その後の２８分、ザンビアのコーナーキックはショートコーナー、上手くマークを外されたトリックプレーで打たれたシュートを決められて２点目を奪われる。
しかし前半４０分、香川選手のクロスが相手のハンドを誘いPKを取る。本田選手が決めてようやく１点を取り返す。その後も何度かチャンスを作るもゴールには至らず、そのまま前半を１ー２で折り返す。
後半に入り柿谷選手→ヨシトに交代、ヨシトのワントップで後半スタート。
その後更に森重、大迫、酒井宏樹選手を投入、ヨシトは右サイドへスライド。
そして後半２９分、香川選手のシュート性のボールがそのままゴールマウスに吸い込まれゴール！２ー２の同点に追い付く。
直後の３０分、最終ラインから上がって来た森重選手が右サイドで上手く切り換え中央に送ったボールを本田選手が押し込みゴール！！逆転に成功。
その後香川選手に替わり斎藤選手を投入。疲れの見える相手に追い討ちを掛けたい。
しかしその後の４４分、相手選手が放ったミドルシュートが山口選手に当たりコースが変わってゴールマウスの中へ。３ー３の同点に追い付かれた。
折角奪ったゴールを死守しなければいけない時間での失点、もっと厳しくそして危険察知と判断力、本戦では気を抜く事は出来ません。
その後遠藤選手に替わり青山選手が入る。入った直後、青山選手のロングフィードに反応したヨシトがワントラップで相手DFを背負いながらも振り向き様にシュート。ボールはゴールネットに突き刺さり再び逆転！！！
そのまま試合終了となり４ー３でシーソーゲームをものにした。
終了間際に追い付かれ残り時間の少ない中でよく逆転出来たと思います。ワンチャンスを物にした青山選手とヨシト素晴らしいプレーでした。
２ー２の同店に追い付く前、イエローカードを貰ってしまったあとチームに叱咤してたヨシト。
「無駄！無駄！無駄！、簡単にやれ、簡単に！」と。
この「喝」で気持ちが入れ替わったかどうかは定かではないですが・・・
その直後にに生まれた同点弾、更なる２度の逆転劇ではありましたが、決して誉められる内容ではなかった様に思えます。
この日２得点の本田選手、１得点の香川選手はそれぞれの所属チームでは思う様なシーズンは送れなくて不本意だったと思いますが、本戦に向けて更にコンディションを上げて臨んで欲しいです。
そして同じく１ゴールのヨシト、待望のゴールが決まり気持ちよく本戦に臨めるかと思います。更にアシストで貢献した森重選手に青山選手、ヨシトも含めてJリーグの選手達だって負けていません。
逆に海外組よりもコンディションが良いのではないでしょうか？１１人のメンバー入りにも期待です。
そして代表メンバーは息つく暇もなく次の日にはブラジルへ移動、拠点となるサンパウロ、イトゥ入りをした。
日に日に本番は近づいて来ます。
このままの調子が思わしくないメンバーで闘うと言うのであれば、それはそれで臨んでもらうしかないのでしょう。
本田選手が言っていた、「良くなるかもしれない」その言葉を信じるしかないようです。
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