歓喜から悲劇へ・・・リーグ戦第3節vs大宮戦~ACLグループリーグ第3戦vsWシドニーワンダラーズ戦に向けて。
今季リーグ戦初勝利を目指しホームに大宮を迎え臨んだ試合。
またしても勝負弱さを露呈してしまった。
GKをリキ、左SBにアキト、出場停止のジェシに代わりソウタがスタメンに名を連ねた。
前半4分、大宮のCKからアキトを振り切り飛び込んできたキクに頭で決められ先制点を献上。失点早過ぎです・・・
その後の12分、ケンゴの縦パスを受け裕介の上げたクロスが相手DFのオウンゴールを誘い同点に。相手のミスではあるけれど、中に入れた事で起きたオウンゴール。最後までやりきる事は大事なこと・・・
しかしその後の29分、家長選手に抜け出され追加点を奪われた。どうにも止められなかったのか?家長選手が凄かったのか・・・
前半終了し1ー2で折り返す。
後半に入りフロンターレの怒濤の攻撃が見られた。
後半25分、ケンゴが左サイドを切り込んで折り返したボールにヘナトが合わせて再び同点に追い付いた。パスがダメならドリブルで。出来るんだから、時にはやろうよ。
そして後半41分ユウのクロスにヨシトが合わせて逆転ゴールをGET!!
皆が待ちに待ったヨシトの今季公式戦初ゴール、リーグ戦初ゴール、歓喜に包まれるスタジアム。
これで劇場は完成!したはずだったのに、これで終らせなければいけなかったのに・・・
後半45分、大宮のFKからまたもキクに頭で決められ同点に追い付かれた。1点取られているのだから、ちゃんと付いていないと。1試合でセットプレーで1人に2失点はいただけない。
キク、恩返しゴール2点は多すぎだよ・・・
さらに鬼門となってしまった後半アディショナルタイム、大宮のショートカウンターを喰らいニアに決められ再度逆転された。誰も止められなかったかなぁ・・・
試合はそのまま3ー4で終了。
シーンと静まり返ったスタジアム、悲劇を目の当たりにした私も唖然、呆然でした。
バックスタンドに引き上げてきた選手たちに浴びせられたのは拍手とそれに混ざったブーイング。
久し振りに等々力で聞いたブーイング、こんな試合していたら起きても仕方がない。
ヨシトがゴールを決めた時点で試合を終らせなければいけなかったのに、変わらず受けてしまったのがいけなかったのか?
仮にそうだとしても不用意なファウルも、中2日の日程でキツくて足が動かない時間帯でも絶対にゴールを割らせない気持ちがあったのか・・・
改めて録画を見た限り、私には伝わって来なかった、勝ちたい気持ちが。
スタッツ、数字上ではフロンターレが圧倒していたけど、質ではどうかな?大宮の方が上だったのでしょう、だから負けたんだと思います。
またもリーグ戦初勝利はお預けとなってしまった。
チームはすでに、ACLアウェイ戦に向けてオーストラリアへ移動、明後日にはウエスタンシドニー戦があります。
ようやく去年の感覚を取り戻して来た攻撃がさらにいい結果を出してくれる事に期待して、ジェシが戻るDF陣には勝つ為に守り抜く事に期待してみたいと思います。