ＰＫ戦の末、準々決勝で敗退。アジア杯2015準々決勝vsイラク戦。

イラクの中３日に対し日本は中２日で臨んだ決勝トーナメント準々決勝、イラク戦。

前半７分に相手の縦パス１本で今大会初の失点、初の先制点を献上。これで気落ちしてリズムが狂わなければいいなと危惧したけれど、ペースは日本が握れていた。

それでも中２日のコンディションが響いていたのか動きも重く感じた。

前半のうちに追いつければ少しは楽に進められたかと思うが叶わず、０ー１で折り返す。

後半に入り武藤選手、柴崎選手を次々と投入。それでもチャンスは作れど決めきる事が出来ない、時間ばかりが過ぎていく。

更に豊田選手を投入しＰＫ戦に入る前に決着をつけようと言うメッセージにも感じた。

そんな中後半３８分柴崎選手から本田選手へとパスを繋ぎ、リターンを受けた柴崎選手が放ったシュートが決まりようやく追い付いた。

逆転も伺えた、何度も何度も決定機は作れていたのに本当に最後の最後だけが決まらない。

９０分では決着つかず延長戦へ。

延長前半長友選手が負傷、交代枠は使い果たしていた為にピッチに立ち続ける長友選手。これで守りはおろか、攻撃力も減ってしまい悪循環となった。

延長前後半３０番でも決着がつかずＰＫ戦へ突入。

日本の一人目、本田選手が大きく外したのに対しきっちり決めてくるイラク。

一度は並んだものの６人目のキッカー、香川選手がポストへ当ててしまい万事休す。エイジも一本も止める事が出来ずＰＫ戦は４ー５でイラクがものにして準決勝へ進出、日本のアジア杯がこれで終わってしまった。

２連覇を目標に臨んだ大会ではありましたが、早すぎる敗退でした。とても残念です。

大会通して４試合目でもあるのに上手くターンオーバー出来なかったこと。メンタル面、シュートの技術、精度。

Ｗ杯の敗戦から上手く切り替えが出来ていない。もちろんベテラン選手も必要であるけれど、これから始まるＷ杯予選に向けてここで勇気を持って一度リセットする事も必要ではないかと思います。

ユウは残念ながらアジア杯のピッチに一度も立つ事はありませんでした。

本人は悔しいと思います、代表は選ばれておしまいではないし、選ばれたあと試合に出て良くも悪くも結果を出し評価されるものと思います。

まずはまた招集される様に、クラブでしっかりと活躍する事、点を取りまくるしかないです。

遅れて一次キャンプにも合流するとの事です、長いシーズンの事を思えば少しの休息も必要かと思いますが、何も残せなかったことで逆に闘争心に火が付いたのか・・・

アジア杯の悔しさをトレーニングにぶつけるべく、今季の開幕へ向けて準備していって欲しいと思います。

GO！Frontale！！！