笑顔なきドロー。リーグ戦第３３節vs広島戦～ホーム最終戦～

１１月２日の清水戦で右足首を捻挫し離脱していたケンゴは結局ベンチ入りすら間に合わず、スタメンにはアンカーにイナを入れ、特別指定選手の車屋くんを最終ラインに大抜擢すると言う３バックの布陣で臨んだホーム最終戦の広島戦。

久しぶりのスタメンのイナが効いていた。ボール奪取もしてくれて、相変わらずの横パスばかりの中でもアクセントになっていたと思います。

ゲームを読めるベテランの力、まだまだ必要な気がします。

そんな中で前半３３分、ヘナトが右サイドのケンタロウへ送り出し受けたケンタロウはゴール前にいたヨシトへ大きく蹴りだしヨシトが流し込みゴール！

実に８試合ぶり、あのハットトリック以来のゴールでフロンターレが先制。

ようやくヨシトが決めてくれた。２年連続得点王を狙うにはもっとたたみかけたかったけど前半を１ー０で折り返す。

後半追加点を取って優位に進めたかったが、ビッグチャンスは訪れず。

広島は寿人選手と高萩選手の２枚替えで応戦。

フロンターレは今季で退団が決まったジェシが等々力での最後のピッチに立った。

しかし押し込まれ続け防戦一方に。ヨウヘイの好セーブでなんとか凌いでいたけれど、後半４３分、広島のＣＫからこぼれ球を寿人選手に押し込まれ痛恨の失点。

その後、本日退団報道があったジュンが入るも反撃はままならなず、ホーム最終戦は１ー１のドローに終わった。

守るチームではないから守りきれとは言わないが、勝ちきって欲しいとは思う。けど、それはやはりゴールを死守しなければいけないと言うことなのかな。

ホーム最終戦なのに等々力に笑顔が戻る事はなく、今季で退団してしまうジェシとパウリーニョの姿に涙した。

右に左に動いているボールをいつ縦に入れるんだろう、誰が仕掛けるんだろうとゴール裏からジリジリしながら見ていた中で、やはりケンゴの存在の大きさに改めて気付かされた。

でもね、いつまでも頼れる訳ではないんだよ。

リーグ最終戦を待たずして、痛めていた左足首の手術をする事を明らかにしたケンゴ。

空いてしまった穴はとても大きく、埋めることはなかなか難しい。

だけど、２月のACLからずっと皆で頑張って来たのだから、最後の最後のは勝って終わらせたいね。

ラストの相手はヨシトの古巣、神戸。開幕戦の借りをキッチリ取り返せるように・・・

GO！Frontale！！！