屈辱の２連敗。リーグ優勝の夢破れ・・・リーグ戦第３１節vs清水戦。

前節のアウェイ甲府戦での負けを引きずる事なくここ、ホーム等々力では負ける訳にはいかない。

向かえるはまたも残留争い中の清水と闘い。確実に勝っておきたい一戦だった。

左足首の怪我が心配なケンゴはスタメン、そして左SBにはアキトがホーム大宮戦以来のスタメンに名を連ねた。

ケンゴの怪我の状態は決して良いとは言えないでしょう。だけど、今のチーム状況を考慮してのスタメンだったのかもしれません。

前半１９分、ケンゴのCKからアキトが頭であわせてゴール。リーグ戦でプロ初ゴールとなる先制点を上げた。

プロ入り４年目で嬉しい初ゴールだった。

しかし前半４０分、スローイングから一瞬にして六平選手に決められ同点に追い付かれる。

その後４４分、右サイドを崩してユウが勝ち越しゴールを上げ、前半を２ー１で折り返す。

後半５分、左サイドから吉田選手にゴールを許しまたも同点に追い付かれる。

その後、ケンゴがシュートの際に右足を捻挫してしまい無念の負傷交代。

左足首すら完全ではないのに右足まで怪我してしまい、痛々しくて見てはいられませんでした。

ボールが来れば走る、決定的なパスも出す、チャンスとあらばシュートも打つ、ケンゴのプロ意識に感服です。

怪我をおしての出場とは言え主翼を無くしたフロンターレ、でも絶対に勝って欲しかった、意地でも勝って欲しかった。

しかし後半４５分、途中交代の村田選手に決められ２ー３と逆転された。

そして無情にも試合終了のホイッスルが鳴り、２試合連続での逆転負け、２試合連続で残留争い中の相手に逆転負けと言う屈辱的な負けを喫した。

翌日行われた試合で浦和の勝利により、今季のフロンターレのリーグ優勝は消滅した。

サッカーは見た事しかない私が言うのはおこがましいですが、みんなちゃんとした技術を持ったプロの選手達です。

サッカーに精神論や根性論が通用するかはわかりませんが、最後の最後はそういう所なのではないかと思います。

決勝ゴールを決めた村田選手も言っていましたね、「命かけて闘った」と。

最後はそういう精神的な所が身体を動かすのではないでしょうか。

しかしフロンターレには隙があるのか、甘さなのか、若さなのか・・・

殺るか殺られるか、そういうギリギリの闘いを乗り越えて行かないと欲しいものは手に入らないでしょう。

この先も。

８月のアウェイ柏戦で大敗を喫してから、所々の勝ちはあれどジワジワと歯車が狂い始め、ここの所は少しの修正では効かなくなってきた様です。

今季もタイトルは夢破れてしまいましたが、リーグ戦あと３試合あります。

次のリーグ戦まで２週間以上空きます。ひとつでも上の順位でフィニッシュ出来るように気持ちを切り替え、頭も切り替え、しっかり準備して臨んで欲しいです。

このまま終わらせるのは寂しすぎるよ・・・

GO！Frontale！！！