追撃成らず、４失点の大敗。リーグ戦第１８節vs柏戦。

リーグ戦４連勝と勢付いて臨んだアウェイ柏戦。

風間監督就任以来、ここ日立台では一度も勝てていない。これまで幾つかの”鬼門”を破ってきたし、チーム状態からみても”そろそろ”と期待はしていた。

キックオフ開始１０分でサネがレアンドロ選手との接触プレーで左肩を痛め、この日ベンチ入りしていたジェシと交代。

サネとショウゴのヤンフロコンビが上手く機能していただけに手痛い交代となってしまった。

その辺りからジワジワと押し込まれる展開が続いた。ロングボールにアーリークロスに再三チャンスを作られるもピンチは凌いだ。

フロンターレはボールの出し手は勿論、ヨシトやユウなどの受け手に対するチャージが厳しく次に繋がらずなかなかシュートにもっていけない。ピンチとあらばDFに人数をかけしっかり守ってこられる。

そうした前半アディショナナルタイム、相手ボールを奪い繋ごうとしてロスト、右サイドからクロスを入れられ高山選手に押し込まれ先制点を献上。

しかしその直後、ケンタロウ→ユウと繋ぎ再度ケンタロウが戻した所にケンゴが蹴り込みゴール！すぐさま同点に追い付いた。

前半を１ー１で終えて後半に望みを繋いだ。後半頭からジュンに替わりヘナトが入る。

後半も大方柏ペースで試合は進む。

後半１７分、柏の左サイドからのクロスを藤田選手に決められ１ー２と逆転された。続く２３分高山選手に中央からこの日２点目のゴールを決められ１ー３に。更に２５分、レアンドロ選手に個人技で決めあれ１ー４に。

フロンターレはケンタロウ→イナが入り反撃を試みるも力及ばず１ー４と大敗を喫した。

負ける時は得てしてこんなものか・・・ケンゴのゴールこそゴラッソだったけど、バーに２度弾かれたりツキも無い。

柏はホームの利を生かし攻撃も守備もきちんと対策をして勝利をものにした。

私的には決してフロンターレが”絶好調”などと楽観視していない。

４連勝していた中でも危ない場面もあり、凌ぎはしたけど相手が決めきれなかった所もある。

ゲーム前半はボールを回し相手を疲れさせ後半仕留めていたけれど、前半の内から得点出来ればもっと楽にゲームを進められるはず。

勝ち続けていながらも細かい部分での修正点はあったのではと思います。

この試合、相手の作戦にハマったのもあるけれど自分達のミスからの失点や甘さからの失点と強く感じた試合だった。

現に高山選手が２得点目に対して「相手からプレッシャーが無い」とコメントしている。そこなんですよ、そこ。

自信が過信になってはいないか？今一度攻撃も守備も立て直しを計るべきと思います。

今節終了し総得点で鳥栖が首位に立った。

次節は浦和との２位３位対決となるが、ホームでの試合になる。

今度はフロンターレがホームの利を生かし勝利に結びつけたい。

GO！Frontale！！！